小型で高性能な製品も増え、プロジェクターで動画配信やテレビ視聴を楽しむ方も増えている現在。
気になるのはその電気代です。
プロジェクターの電気代は、「1時間あたり3.65円(税込)」です。※
※使用頻度の高い「フルHD解像度、DLP方式」での投影。
※解像度や投影方式などによって、消費電力(w)や電気代が変わります。
※3時間つけっぱなしにした場合のプロジェクター電気代は、HDで約10.95円、4Kで約14.58円です。
新電力サービスの登場や、世界情勢の変化などによって世界的にエネルギー価格が高騰している背景から、日々の生活で使用している家電の消費電力(w)を確認する方が増えています。
この記事では、
- プロジェクターとテレビの電気代はどちらが安いのか
- プロジェクターをつけっぱなしにした場合の電気代
- プロジェクターの電気代を省エネ・節約する方法3つ
について、解説します。
どっちが安い?プロジェクターとテレビの電気代を比較|HD、4K

ここでは、プロジェクターとテレビの電気代がどちらが安いか、プロジェクターをつけっぱなしにした場合の電気代、製品の特長ごとで変わる電気代などを解説します。
プロジェクターとテレビ、どちらが電気代が安いかは、解像度などで変わる
プロジェクターとテレビの電気代がどちらが安いかは、解像度やプロジェクターの投影方法などによって、変わります。
例えば、4K同士で比較すると、1時間あたり1円程度、プロジェクターの方が安い電気代になります。
テレビとプロジェクターの解像度別・電気代比較表
| 解像度 | テレビorプロジェクター | 電気代(1時間・税込) |
|---|---|---|
| フルHD | テレビ | 2.30円 |
| プロジェクター | 3.65円 | |
| 4K | テレビ | 5.89円 |
| プロジェクター | 4.86円 | |
| 8K | テレビ | 14.85円 |
| プロジェクター | 10.80円 |
※平均的な使用ワット数で記述しています。
※製品ごと、プロジェクターやテレビの方式ごとに料金は異なります。
最終確認は必ず製品ごとに仕様をご参照ください。
プロジェクターをつけっぱなしにした場合の電気代
プロジェクターとテレビの電気代比較の前に、「プロジェクターをつけっぱなしにした場合、どれくらいの電気代がかかるか」を解説します。
プロジェクターの電気代は、そのプロジェクターのスペックによって変わってきます。
ここでは、
- 使用頻度の高いフルHD解像度(消費電力135Wほど)
- 需要の伸びてきている4K解像度(消費電力180Wほど)
の2つでつけっぱなしにした際の電気代目安を表にします。
| 解像度 | 消費電力(w) | 1時間あたりの電気代 | 2時間使用 (映画作品鑑賞など) |
3時間使用 | 1か月使用 (30日間・毎日3時間使用) |
|---|---|---|---|---|---|
| フルHD | 135W | 約3.65円 | 約7.3円 | 約10.95円 | 約328.5円 |
| 4K | 180W | 約4.86円 | 約9.72円 | 約14.58円 | 約437.4円 |
※料金は税込表記
※計算式は以下を使用
プロジェクターの消費電力(W)÷1000×1時間×27(円)=1時間あたりの電気代
※計算式に使用の数値の根拠や、上記表以外のスペックでの電気代目安は 本記事内「プロジェクターの電気代・消費電力(w)」を参照ください。
プロジェクターの電気代は製品の特長ごとで変わる
一口にプロジェクターと言っても、使用パーツや投影方式など様々な違いがあります。
どのタイプのプロジェクターで映像を見るかによって電気代は変わってくるので、最初にプロジェクターの違いを確認していきましょう。
プロジェクターの特徴解説|解像度、投影方法
解像度
解像度とは、画像の細かさを表します。その数字が大きくなるほど画像が滑らかに見る事が出来ます。
プロジェクターの解像度で現在一般的なサイズは以下になります。
- フルHD(1920×1080)
- WXGA(1280×800)
- 4K(3840×2160)
解像度が高いほど映像はきれいになりますが、その分、プロジェクターは描画にパワーを使うので消費電力が増える事になります。
投影方法
投影方法には大きく分けて3つあります。
- DLP方式:現在の主流。明暗の表現に定評あり。小型・軽量化に向いた方式
- LCD方式、3LCD方式(液晶方式):グラデーション表現や鮮やかな色合いが得意
- LCOS方式:ハイエンドユーザー向けの高性能な方式。高価なので普及率は低い
投影方法によっても消費電力は異なり、DLP→LCD/3LCD→LCOS方式と性能が高くなるほどやはり消費電力は増えていきます。
プロジェクターの電気代・消費電力(w)
プロジェクターの電気代目安(1時間あたり)
| 解像度 | 投影方式 | 消費電力 | 1時間あたりの電気代(目安) |
|---|---|---|---|
| 解像度4K | 3LCD方式モデル | 386(W) | 約10.42円(税込) |
| 解像度WXGA | DLP方式モデル | 300(W) | 約8.10円(税込) |
| 解像度4K | DLP方式 | 180(W) | 約4.86円(税込) |
| XGIMI・HORIZON 解像度フルHD |
DLP方式 | 200(W) | 約5.4円(税込) |
プロジェクターの解像度と投影方法の組み合わせによる、電気代を上記表にまとめてみました。
※計算式は以下を使用
プロジェクターの消費電力(W)÷1000×1時間×27(円)=1時間あたりの電気代
(消費電力を1000で割る意図は、「W(ワット)」を「kW(キロワット)」に変換し、電気料金目安の単位と揃えるためとなります)
※本記事内の電気料金は、1kWh(キロワット)あたり27円(税込)で計算しています。(下記「電力料金目安単価」の改定に関する件に基づく数値)
出典:全国家庭電気製品公正取引協議会「電力料金目安単価」の改定に関する件
※算出した数値は目安であり、実際の使用方法や環境によって異なります。
プロジェクターとテレビの電気代比較|HD、4K

テレビの消費電力(w)は、42型で同じ解像度フルHD同士で比べると、プロジェクターの約6割程度となり、それほど大きくはありません。
しかし、テレビの解像度が4K、8Kと上がっていくと、プロジェクターの電気代の方が低くなっていきます。
フルHDでプロジェクターとテレビの電気代を比較
- フルHDテレビ
85 (W) ÷ 1000 ×1時間 ×27 (円) =1時間あたり2.30円(税込) - フルHDプロジェクター(XGIMI・HORIZON)
200 (W) ÷ 1000 ×1時間 ×27 (円) =1時間あたり5.4円(税込)
4Kでプロジェクターとテレビの電気代を比較
- 4Kテレビ
218 (W) ÷ 1000 ×1時間 ×27 (円) =1時間あたり5.89円(税込) - 4Kプロジェクター(XGIMI・HORIZON pro)
200 (W) ÷ 1000 ×1時間 ×27 (円) =1時間あたり5.4円(税込)
8Kでプロジェクターとテレビの電気代を比較
- 8Kテレビ
550 (W) ÷ 1000 ×1時間 ×27 (円) =1時間あたり14.85円(税込) - 8Kプロジェクター
400 (W) ÷ 1000 ×1時間 ×27 (円) =1時間あたり10.80円(税込)
8Kにおいては1時間あたり4円の差が出てきています。
単に1時間あたりで比較した場合は解像度4K以上でプロジェクターのほうがお得と言えます。
プロジェクターの電気代を節約する方法3つ

プロジェクターを使いつつも省エネ、電気代を抑える方法を3つ紹介します。
1.消費電力(w)の小さいコンパクトタイプなどの製品を選ぶ
プロジェクターの中には、小型化されたコンパクトタイプ、手に収まるほどのハンディタイプなど、手軽に持ち運べるタイプの製品も発売されています。
通常の据え置き型のプロジェクターと比べると解像度や輝度の面でスペックが落ちてはしまうのですが、そのぶん消費電力は抑えられてます。
本体価格自体もお手頃な製品が多いので、例えば寝かしつけの際に少し使うのみ等使うシーンによっては十分な性能なので選択肢に加えるのもおすすめです。
2.待機モードや省エネモードがある製品を選ぶ
設置場所の周囲の明るさや映している映像に合わせてプロジェクター自体のランプの明暗を調節してくれる省エネモードを搭載している製品もあります。この機能があれば自分で意識せずとも消費電力を抑える事ができるので便利です。
待機時は省エネモードになる製品も要チェックですね。こまめな消費電力のセーブがまとまると効果的になってきます。
3.機能がまとまった一体型プロジェクターを使用する
映像の投影だけでなく、スピーカー内蔵やOS搭載などの多機能なプロジェクターを選択して、電気を使う製品数自体を減らすのも、電気代の節約に大いに役立ちます。
プロジェクター使用時の電力だけでなく 、
- 照明のみ:40w、1時間あたり1.08円
- 壁スイッチONの待機電力:0.5W、1時間あたり0.01円
と全機能でコストが抑えられるので、トータルで見るとコストダウンが可能となります。
電気代以外にかかるコストの比較
ここまで消費電力(w)の観点から電気代を比較してきましたが、それ以外のパーツなどのランニングコストの面もチェックしていきましょう。
消費電力が低いからお得!と思いきや、すぐにパーツが痛んでしまって交換費用がかかって買い替える事になるようでは、結局高くついてしまうからです。
パーツの知識を得てケアをしながら使用する事が、省エネにもつながります。
プロジェクターランプの寿命
プロジェクターランプは主に3種類あり、それぞれ使用の寿命が異なります。
ランプの種類とその平均的な寿命
- 水銀ランプ 約2,000時間
- LEDランプ 約20,000時間
- レーザーランプ 約20,000時間
LEDランプやレーザーランプの寿命はかなり長いので、メンテナンスの手間があまりかかりません。
約20000時間という事は、1日2時間使用した場合1万時間、27年利用可能という計算になります。
元々寿命は長いので、使用の仕方やケアに気を付けて性能を維持していきましょう。
プロジェクターランプの寿命を延ばすための5つのポイント
1.ランプの光量を上げすぎない
プロジェクターを使用する際にランプ光量を上げすぎないようにしましょう。
製品によって
- 省エネモード
- エコノミーモード
などの画像の輝度を抑えて投影するモードがあるので、有効活用すると良いでしょう。
2.換気がし易いように設置する
プロジェクターがオーバーヒートしないように、通気性を確保する必要があります。
プロジェクター本体の吸気口と排気口を塞がないようにし、適切に換気ができる設置をしましょう。
3.フィルターの定期的な清掃・交換をする
本体内部にホコリがたまるのを防ぐために、プロジェクターにはフィルターが装着されています。
フィルターの掃除をせずにホコリで塞がれていると通気性が悪くなり、プロジェクター本体内の熱が出ていってくれません。
本体内に熱がこもり、結果的にランプの寿命を短くしてしまう事に。
こまめなフィルター掃除が、本体自体やレンズを守る事につながります。
4.電源のオン・オフ切替えは必要な時だけにする
プロジェクターの電源がオンになり電流が本体内に流れると、当然ランプにも負荷がかかります。
不必要に電源を付けたり消したりするのはやめましょう。
5.電源が入っている時にコンセントを抜かない
プロジェクターに限らず電気製品全般に言える事ですが、電源をオンにしている時には、絶対にコンセントを抜かないようにしましょう。
急速な電流のストップはランプを傷める原因となるばかりでなく、即座にランプや本体内の別なパーツの破損へとつながる事があります。
電源を切る時には、必ずその製品の取扱説明書に書いてある手順の通りにオフにしていきましょう。
プロジェクターランプが寿命を迎えたら交換できる?修理に出す?
寿命を迎えたプロジェクターランプは、機種によっては交換することが可能です。
しかし、LEDランプやレーザーランプの場合、ほとんどがメーカーによる修理が必要となるため、不用意にカバーを開けたりしてはいけません。
自己修理をした製品は、保証の対象外になる事が多いため要注意です。
テレビの部品交換の目安
テレビの寿命に関しても、プロジェクターとの比較として確認していきましょう。
テレビの平均寿命は「約10年」と言われています。
- 故障や新機能を求めての本体の買い替えによる「使用の終了」
- メーカーによるテレビ部品の保有期間が8年と定めている所が多い事から来る「製造の終了」
上記の2つの観点から見た「寿命」です。
本体故障などでの使用の終了
内閣府の消費動向調査では、「生活する上での主要な消費物の買い替え状況」の統計も行っています
令和4年3月時点の調査では、二人以上の世帯での集計は以下の結果が出ています。
- カラーテレビの平均使用年数 10.4年
- 買い替え理由1位 故障のため 64.8%
- 買い替え理由2位 上位モデルへ買替えのため 22.4%
- 買い替え理由3位 転居のため 5.5%
統計からみても、大多数のテレビが10年で寿命を迎えていると言えます。
出典:内閣府
消費動向調査・令和4年3月「1-3 二人以上の世帯(主要耐久消費財等)主要耐久消費財の買替え状況の推移 」
テレビ部品の製造が終了してしまう事での寿命
もう一つのテレビ部品の保有期間の終了に関しても見て行きましょう。
テレビメーカーでは、「部品保有期間」というものを定めています。
「部品保有期間」とは、販売した商品に使われている部品を、その製品の製造が終了してからも保有する期間の事です。
テレビの場合は、部品保有期間を8年としているメーカーが多く見られます。
電気代の節約の観点からも、古い製品より最新の製品のほうが省エネ性能の向上がなされているので、一定期間使用したテレビも買い替えた方が経済的なる場合が多いです。
HORIZON Pro(ホライゾン プロ)の電気代を解説

多機能な卓上型プロジェクター・HORIZON Proの1時間あたりの電気代は、約5.4円になります。
同じ4Kのテレビは1時間あたり約5.89円なので、差はわずかですが、 ・OS内蔵で様々な動画配信サービスに対応 ・ハーマンカードンの高性能スピーカー内蔵 など、家電を集約できるため、トータルで電気代をおさえる事が可能です。 article_product1





















