プロジェクターの遅延を改善するには？

By XGIMI Tech - 2025-2

1. 最初に低遅延プロジェクターを選ぶ

2. 設定を変更し、いくつかのモードをオンまたはオフにする

3. ソースデバイスのコンソールまたはPC設定を確認する

4. 適切な入力ソースを選択し、より良い接続を行う

5. ネットワークのチェック

6. 外部デバイスを活用する

7. それでも遅い場合は諦めてゲーミングモニターを使う

1. 最初に低遅延プロジェクターを選ぶ

ゲーム用にスマートプロジェクターを購入する場合は、入力遅延、リフレッシュレート、ゲームモードを考慮しよう。ゲーム用プロジェクターの中には、特に高速アクションアプリケーションの遅延を低減するように作られているものがある。「ゲーミングプロジェクター」として宣伝されているものや、「低入力遅延」機能を搭載しているものを探しましょう。

さらに、120Hz以上など、リフレッシュレートが高いプロジェクターは、一般的に反応が速くなります。ゲームや高速ビデオに使う場合は、少なくとも60Hz以上のリフレッシュレートのものを選びましょう。例えば、XGIMI MoGo 3 Proの遅延は1080P/60Hzで、オートキーストーンがオフのゲームモードでは27msに抑えられている。

2. 設定を変更し、いくつかのモードをオンまたはオフにする

低遅延モードまたはゲームモードをオンにする

ゲームモードや低遅延モードは、多くのプロジェクターで利用可能です。このモードをオンにすることで、処理時間を短縮し、入力（PCやゲームコンソールなど）と出力（画面に表示されるもの）のタイム遅延を最小限に抑えることができます。

自動台形補正などの追加処理をオフにする

画像補正やMEMCなどのモーションスムージングなど、信号処理に遅延を生じさせる可能性のある余計な機能をオフにします。

ソフトウェアとファームウェアのアップデート

プロジェクターは頻繁にファームウェアのアップグレードを行い、入力遅延やその他の性能問題を改善する可能性があります。プロジェクターに利用可能なファームウェアアップデートがあるかどうか、メーカーのウェブサイトをご覧ください。

3. ソースデバイスのコンソールまたはPC設定を確認する

ゲームコンソールの低遅延モードをオンにする

PS5やXboxシリーズXなどのゲームコンソールでは、設定で 「ゲームモード 」をオンにすることで、入力遅延を減らすことができます。

ゲームシーンの表示解像度を下げる

コンピュータまたはゲームコンソールが、低遅延プロジェクターに適切なフレームレートと解像度を生成するように設定されていることを確認してください。または、速度のために解像度を犠牲にすることがあります。解像度を下げることで、待ち時間を短縮できる場合があります。

4. 適切な入力ソースを選択し、より良い接続を行う

ワイヤレス接続ではなく、有線接続を選ぶ

ワイヤレス接続に比べて、HDMIなどの有線接続は通常、遅延が少なくなります。Wi-FiやBluetoothのようなワイヤレス技術では、遅延が発生する可能性があるため、最適なパフォーマンスを得るためにはHDMIケーブルを使用するようにしてください。

先進的で短く、適格なHDMIケーブルを使用する

お使いのプロジェクターにもよりますが、HDMI 2.0または2.1は、より広い帯域幅を提供し、特に4Kまたは高リフレッシュレートのデータが含まれる場合、低遅延を支援するかもしれません。

HDMIケーブルが長いと、信号の劣化や遅延が発生しやすくなります。可能であれば、プロジェクターとの接続に必要な最短のケーブルを使用してください。

4Kまたはそれ以上のリフレッシュレートを扱う場合は、解像度とリフレッシュレートに必要な全帯域幅を処理できる高品質の接続を選択します。

5. ネットワークのチェック

Wi-Fiまたは同等の技術を使用してプロジェクターにビデオを送信する場合は、ネットワークがバッファーのないストリーミングをサポートできることを確認してください。ネットワークの速度が遅かったり、混雑していたりすると、遅延が発生することがあります。

6. 外部デバイスを活用する

ゲームにプロジェクターを使用する場合、ゲーミングモニターやHDMIパススルー機器などの外部機器を使用すると、バッファリングができ、遅延を低減できます。

7. それでも遅い場合は諦めてゲーミングモニターを使う

上記のヒントの一部または全部を実践することで、さまざまな用途で遅延を低減し、プロジェクターの応答性を高めることができるはずです。

しかし、すべてのヒントを実践しても理想的なゲーム体験が得られない場合は、ゲーミングモニターの使用を検討することをお勧めします。プロジェクターは画像処理技術や投影技術の関係で、大きな映像を映し出すことができても、遅延が発生することがよくあります。